大西 弘紀 さん

建築家としての人生、残り40棟
三重県桑名市にあるCokaoの大西さん。
Cokaoといえば、カントリーな雰囲気のかわいいおうちが印象的で、三角屋根の瓦屋根に、漆喰壁の白いおうちは、かわいい家photoでもとても人気があります。
私と大西さんのお付き合いは長く、もう10数年になります。
お互い年齢を重ね、いつまで仕事をするのか?、いつ終えるのか?そんな話題になった時がありました。
「1年間に建てられる数が決まっていて、残りの期間を決めているなら、あと建てられる数もわずかですね。」と私が投げかけると、その時の大西さんの返答は、残り67棟でした。
そこから時を経て、今残りは40棟に。
今日も想いをこめて、1棟1棟大切に、家づくりをされている大西さんです。



家づくりの事は全部やってきた
大西さんは建築の世界に入って37年経ったそうです。
大手ハウスメーカーに勤めて元請けとしての経験もされ、その後は下請けとしての仕事も。
またその後家具職人としても活躍されました。
今はCokaoをおひとりで、お客様と直接お話しながら、設計もコーディネートも、現場では監督して仕事をこなします。
家づくりのことを一番理解しているのは自分である、そんな自負が大西さんにはあり、とても頼りになる方です。

漆喰との出会い
大西さんは"長く愛されるデザイン"ということにこだわって、家づくりされているわけですが、長く住む間には、家は必ずメンテナンスが必要になります。
例えば外壁の塗り替えなどが挙げられますが、かなり費用がかかるので、お客様が住宅ローンを払いながら、その大きな負担を強いられるのは、大西さんにとって心苦しいことでした。
実際同業者には、このメンテナンスで利益を稼ぐ会社もたくさんあるのが現実です。
しかし大西さんには、お客様の負担をなるべく抑えながら、自分が建てたおうちを生涯守っていきたい!という想いもあり、悩みに直面していた時、漆喰との出会いがありました。
日本でもヨーロッパでも昔から使われてきた建築の材料であり、もちろん人にも環境にもやさしい素材で、ほとんどメンテナンスが要らないこともCokaoにぴったりだと思い、採用を決められ、Cokaoの長く愛されるデザインを支える柱となりました。
確かに漆喰は新築時のコストが上がります。
でも長い目で見ると、むしろ断然に割安だそうです。
定期的な塗り替えコストを考えると、お客様にとっての負担が小さくなるので、Cokaoでは基本的に外壁は漆喰を採用されているとのことです。
新築時だけではなく、メンテナンスのコストも考慮して、家のコストを考えることが大切だということに、私も改めて気づかされました。
そして大西さんが当たり前に、お客様の将来のことまで真剣に考え、正直に、手を抜かず一生懸命家づくりされている姿を垣間見ることができました。



建築家でもあり、音楽家でもある。
大西さんの趣味は音楽なのですが、定期的にライブまで開催するというのだから、かなり本気です。
私より少し年上の大西さんですが、見た目はかなり若々しく、元気いっぱいです。
仕事だけでなく、音楽も精一杯楽しんで、毎日を生きているからこそなのかなと感じます。
そしてライブでもMCをされるからなのか、ほんとにお話も上手ですし、細かな気配りもまわりの方を和やかにしてくれます。
だから初対面の方もすごく印象が良いと思います。
そんな大西さんなので、三重県で家を建てられる方にはオススメですし、新築をご予定されている方はもちろん、リノベでもリフォームでも快く引き受けてくださるので、ぜひ相談してみてくださいね。
かわいい家photoには、大西さんの建てられた家をたくさん紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。


■大西弘紀さんの会社情報
 Cokao トータルホーム赤坂
 511-0839 三重県桑名市安永1319
 TEL 0594-84-7236
 URL https://cokao.jp

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